トリスタンダクーニャ(2017/03/08)
今回もトリスタンダクーニャのニュースを紹介していきます。
公式サイトはここです。
トリスタンダクーニャの旗です
現在の島民の構成(元サイト)
2017/02/22に更新された島民の構成についての最新情報です。
島民の数:262(うち27人は島にいない)
移住労働者や訪問者、その家族などの数:57人
島にいる人数の合計:292人
島民のさらに詳しい情報(表)(先月と変わりません)
トリスタンダクーニャ水産工場での校外学習(元サイト)
2月20日(月)、クラス3の生徒が同校校長Miss Anneと地理の教員Len Streetに連れられてロブスター工場への校外学習に参加しました。生徒たちの地理の学習の一環として雇用と経済活動について勉強していて、島の経済にとって必須のものであるこの工場への訪問は素晴らしい機会であるようです。
工場へ到着すると、生徒たちとスタッフは工場長であるEric McKenzieに迎えられました。原材料や生産物の点から見た製造工程、さらに最終生産物の輸出市場までカバーしたこの特別で総合的な舞台裏のツアーを提供したのは彼です。その後エリックはトリスタンロブスター(学名:Jesus tristani)の生態や衛生を維持し生息数を将来にわたって安定させることに関しての保全配慮について話しました。
この校外学習は大成功でした。働いている家族のもとに訪れることになった子供たちもいました。エリックは彼がされた質問の深さと質に喜びと驚きを示しているようでした。学校側はEricと彼のチームに対し、訪問を快く許可してもらえたことへの感謝を述べました。
オスとメスの違いを観察しているところ
(腹脚の大きさから奥がメスで手前がオスな気がするんですが適当に言ってるだけなので間違っている可能性があります)
クイーンズデイ(元サイト)
2月24日の朝5時45分、年に一回のクイーンズデイの訪れが島の長であるIan Laverelloが鳴らす鐘によって告げられました。クイーンズデイはたぶん女王を祝う日で、トリスタンダクーニャでは運動会みたいなイベントが開かれました。釣り、芸術、農作物、射的、物の重さ推定、墓地を周回する競走などの種目がありました。それらの結果が元記事で公開されています。これらの催しのうちいくつかは去年のクイーンズデイでも行われていましたが、連覇した人は一人もいませんでした(筆者調べ)。詳しい結果は元記事を見てもらえばいいとして、ここでは唐辛子大食い(早食い?)コンテストの1位と2位を紹介したいと思います。
Chilli Eating Competition
1st Duncun Laverello
2nd Patrick Rogers
受賞おめでとうごさいます!
楽しそうな写真を紹介していきます。
左:スイスロール部門 右:袋に入ってジャンプする競走
目隠ししてスプーンにゼリーを乗せてこぼさないように運ぶレース(ペア競技)
農作物コンテスト 面白い形のジャガイモ部門
到達が難しい海でのサーフィン(2017/02/12)(元記事)
ナショナルジオグラフィックのプロジェクトであり海にある自然のままの場所を探検・保護している「Pristine Seas」によって、人類史上サーフィンがおこなわれたことがないだろう場所で初めてサーフィンがおこなわれました。
結婚式(元記事)
2017年1月26日、美しい夏の日のこと、国外移住者であるNina Radusinが島にあるSt Mary's ChurchでMike Wolfendenと結婚しました。この結婚式は当初2016年12月8日に予定されていたのが12月15日に延期され、それがMV Gloryの荷下ろしに時間がかかったせいで1月19日に延期され(この記事内で紹介した羊の毛刈りが延期されたのと同じ理由です)、しかしその日に島で交通事故があったために一週間後の1月26日に延期されました。Ninaは島で結婚式を挙げた初めてのクロアチア人で、Wolfendenは島で結婚式を挙げた初めてのフィリピン人花婿で、Barry Daviesは島で花婿介添えをした初めてのウェールズ人らしいです。二人はクロアチアのダルマチアに家を、ザグレブにアパートを持っていて、トリスタンダクーニャに16カ月滞在した後2018年に帰国するらしいです。二人は結婚式を島で行えたことに関して島への感謝の意を述べていました。
後列左から:花嫁介添人のSally Wonner・新郎のMike・新婦のNina・Ninaの父Harold Green・花婿介添人のBarry
前列左 Roxan Mendoza 前列右 Sian Davies
記念写真などです
重要なお知らせ:メールシステム障害(元サイト)
現在トリスタンダクーニャのメールシステムに問題が生じていてメールの送受信に時間がかかっているようです。トリスタンダクーニャにメールを送ろうとしている人は容量の大きい添付ファイルの送信を控えてください。現在ケープタウンのメールサーバー提供者と協力して問題に取り組んでいるらしいです。問題が解決したらまた知らせがあるそうです。
今回の記事はここまでです。他にも面白い記事がいくつかありました。次回もこんな感じで更新していきたいと思っています。