2016iGEM

iGEMという大会に参加しました。(161027現在まだ結果は出ていません)(161101に結果が出て、UT-TokyoはSilver medalでした。)

iGEMは合成生物学の世界大会と銘打っている大会で、世界中の主に大学生が主に大学内で10~20人ぐらいのチームを組んで合成生物学っぽい研究テーマを決めて研究を行いその成果を発表します。今年のUT-Tokyoのプロジェクトは"Like does NOT beget like"です(和訳すると「カエルの子がカエルじゃない」みたいな感じです。ちなみに日本語の原題は「世代ごとに遺伝子発現が変わるやつ」でした。(リンク先はプロジェクト案を出した時のスライドです))

そもそも合成生物学とは何かふわっと説明すると、既にある生命はいろいろ複雑だしバリエーションが限られていたりしてよくわからないから自分でいい感じに改造してわかりやすくしてシステムを解明したりうまいこと改造して有用なシステムを自分でデザインしたとおりに作ったりしよう、みたいなモチベーションの学問領域です。iGEMではシステム解明よりも狙い通りの機能を持たせた生物を作るところが重視されがちです。

 

iGEMやUT-Tokyo、実験などについては複数回に分けて書いていくつもりです。今回はとりあえず強めに主張しておきたい部分の話をします。

 

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有史以来初のブログ投稿 ~ネモンテミとは~

以下信憑性に欠ける文章です。

ネモンテミ(Nemontemi)は、アステカの暦において1年365日を20日×18の月に分けたときに余る残りの5日のことであり、一年中様々な祭りが行われていたアステカ文明の暦において祭りが行われないネモンテミの五日間は異質な日々であり不吉とされていました。(wikipedia日本語 英語)

ブログに何か書く時は大体の場合何かあった時であり、ネモンテミ状態はブログ記事にはならないのですが、無為に人生を過ごしていてそれを嘆く人々がネットにたくさん存在している日本においてこのネモンテミという言葉はとても使い勝手がいいし何時か流行るんじゃないかと思っている節があり、いざ流行った時に「俺が最初にこうやってネモンテミっていう言葉を使い始めたんだぞ」と言いたいがためのブログタイトルです。

僕自身は日々を無為と感じていないです。

便利情報とそうでない情報と情報でないものを書いていこうと思います。