2016-01-01から1年間の記事一覧

ライゲーション~プリカルチャー

お久しぶりです。前回の記事の続きです。DNAワークの工程について説明しています。 前回の記事と今回の記事でDNAワークの説明が一通り終わります。がんばりましょう(誰に向けて?)(何を?)。

プラスミド抽出~ゲル抽出

こんにちは。今日もやっていきましょう。 前回の記事でDNAワークの大枠について説明しました。前回の説明の順番とは違いますが、今回はプラスミド抽出からゲル電気泳動までの行程の解説や実際やった実験の手順の説明をしていきたいと思います。 長くなります…

アケビの皮の食べ方

小学校3年生の時、実家が山奥だった担任の先生がアケビを持ってきてクラスの生徒に食べさせてくれました。その時家に持って帰って植えたアケビの種から生えてきたアケビが今年になって初めて実りました。僕はアケビ自体好きだし収穫を毎秋待ち望んでいたので…

DNAワークの流れ

実験操作や概念の説明、一般編です。 今回は「DNAワーク」と呼ばれる(我々が呼んでいた)(正式な名称としては「DNAクローニング」が一番当てはまると思います)遺伝子組み換え操作の大枠や意義を説明していきたいと思います。

BioBrick規格について

実験操作や概念の説明、一般編です。 前回の記事で、目的遺伝子の配列を含んだプラスミドを大腸菌に入れることで大腸菌に目的の機能を持たせることができるという話をしました。今回はこのプラスミドについてもう少し詳しく見ていきます。

そもそも大腸菌に遺伝子を導入するとは

実験操作や概念の説明、一般編です。 「iGEMでは大腸菌に遺伝子を導入して自分で予めデザインしたような機能を持つ大腸菌を作り出すという活動をしています」とサークルの紹介文や説明会で僕は何度も言ってきました。しかし実際大腸菌に遺伝子を導入するとい…

乾燥DNAをアメリカに送る その2

前回の続きです。 ・適切な箱に適切な緩衝材とともに詰める 公式サイトを見ると緩衝材はプチプチや紙などが許されているようでした。実験室に置いてあった緩衝材として使われていた紙を使うことにしました。くしゃくしゃの紙とくしゃくしゃの紙の間にシール…

乾燥DNAをアメリカに送る その1

iGEMチームの活動として自分たちで新しいプラスミドを作りそれをアメリカの本部に提出するというものがありました。ちょっと手間取ったりしたので実際にどうやったかの記録を書いていきます。

iGEM諸手続きパート(ハブ)

iGEMチームは実験だけやっていればいいかというとそうではありませんでした。参加のための手続き、メダル獲得のための取り組み、資金獲得のための取り組みなどやらなければいけないことがいくつかありました。そこら辺のことについて書いていこうと思います。…

実験操作や概念の説明(ハブ)

こんにちは。 僕の周りにiGEMの存在を知っている人はそこそこいるのですが、大体の人が女性声優の声をフーリエ解析しその波長を再現する大腸菌を合成生物学的に作成する試みを行って成果をボストンで発表するサークルだと思っている、もしくはなんか大腸菌み…

2016iGEM

iGEMという大会に参加しました。(161027現在まだ結果は出ていません)(161101に結果が出て、UT-TokyoはSilver medalでした。) iGEMは合成生物学の世界大会と銘打っている大会で、世界中の主に大学生が主に大学内で10~20人ぐらいのチームを組んで合成生物学っ…

有史以来初のブログ投稿 ~ネモンテミとは~

以下信憑性に欠ける文章です。 ネモンテミ(Nemontemi)は、アステカの暦において1年365日を20日×18の月に分けたときに余る残りの5日のことであり、一年中様々な祭りが行われていたアステカ文明の暦において祭りが行われないネモンテミの五日間は異質な日々で…