トリスタンダクーニャ(2017/05/14)
お久しぶりです。ブログの更新がない間は特筆すべきこともなくかといってネモンテミというほどでもないぐらいの密度の生活を送っていました。今回もトリスタンダクーニャのニュースについてまとめていきたいと思います。
Saint Mary's Schoolのロゴです
現在の島民の構成(元サイト)
4月26日に更新された島民の構成についての最新情報です(03/20付近にあった更新を一回分逃しています)
島民の数:260人(うち37人が島にいない)
移住労働者や訪問者、その家族などの数:48人
島にいる人数:271人
島民のさらに詳しい情報
求人のお知らせ(元サイト)
ついに待ちに待った求人のお知らせです。今回の求人は農業アドバイザーではなく教師です。
Saint Mary's schoolには3歳から16歳までの23人の子供たちと6人の教師がいます。平均的なクラスの人数は4人か5人です。
地域のチームとコミュニティで働くためには個人的なスキルとコミュニケーションスキルが必要不可欠で、柔軟なアプローチも必要とされています。トリスタンダクーニャの特殊な状況と歴史の要求を受け入れてコミュニティに溶け込み能力を共有する意思を見せることが採用の成功に繋がるでしょう。
トリスタンダクーニャはイギリスの海外領土の一つで世界で一番孤立した有人島です。そこには260人が住んでいる村がただ一つだけあります。これはあなたに本当の変化をもたらすチャンスを得ることができるような特殊なコミュニティで働くための機会です。このサイトに島についてのさらなる情報が載っています。
2人の教師が必要とされていて、選考にあたって考慮されるポイントがあります。
仕事の開始は2017年10月もしくはそれ以前です。
ポストその1 Senior teacher (英語と文学)
Senior teacherは、学校へのリーダーシップを提供・発達させ、英語と文学のカリキュラムを発展させ、教員のトレーニングをします。ある程度の生徒への教育も必要とされています。IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)にのっとった英語教育の経験を持っていることが採用に繋がります。
ポストその2 数学教師 (理科または情報通信も)
数学/理科/情報通信の教師はカリキュラムを発展させ、IGCSEにのっとったトレーニングと教育を提供します。理想的には、IGCSEにのっとったレベルの情報通信または理科のトレーニングや教育を提供することが採用に繋がります。
条項
旅費と宿泊費が無料になることを含んだ魅力的なパッケージが利用可能です。給料は交渉可能で経験や資格によります。
期間
ポストは二年間(勤務一年が過ぎた後は途中退職も可能(?))
です。やはり今回も「旅費宿泊費が無料になる魅力的なパッケージ」が利用可能なようです。応募は元サイトのメールアドレスに送ればいいようですが、IGCSEというイギリスの学習指導要領のようなものにのっとった教育スキルと島に溶け込むためのコミュニケーション能力が必要とされているようなので、いずれにせよ高い英語力が必要になってくるとおもいます。能力とたくさんの時間があって絶海の孤島の小規模コミュニティでの教育に興味がある人は是非どうぞ。
※この記事を読んで応募して誤訳やその他の理由によってなんらかの不都合が生じたとしてもこちらは何の責任も負いません
4月14日と4月18日に立て続けて嵐があり、洪水が起きてある地域(おそらく集落ではない)にそこそこの被害が出ました。特にHottentot Gulchというところの被害は大きく、4/14の洪水で壊れた道を翌日ショベルカーで修繕したところ、続く4/18の洪水でまた道が壊れたようです。悲しいですね。
ビーチの掃除(元サイト)
この秋学期、Saint Mary's schoolの子供たちがロブスター工場に招かれて、嵐によってゴミが散らばったビーチの掃除に参加しました。子供たちは尖ったものやカツオノエボシに気を付けつつもゴミをゴミ袋に集めていきました。ゴミ掃除をするチームは子供たちが自分たちで決めました。ゴミ掃除の手際が良く、ビーチの西側は1時間足らずでピカピカになったらしいです。
見つかったゴミにはペットボトル、靴、紐、服などが含まれていたようです。
これらのゴミが全部トリスタンダクーニャから出たものなのか、それとも外洋から漂着したものなのかが気になります。
ヘルスケアセンター工事進捗(元サイト)
以前より建築が進んでいたヘルスケアセンターが立派になってきました。
トリスタンダクーニャはキリスト教の島なので様々なキリスト教イベントがあります。イースターエッグハンティングもその一つです。
トリスタンダクーニャでは鶏の卵が時々とても希少なものになるらしく、子供たちは卵に見えるようにアルミホイルを巻いたジャガイモをイースターエッグの代わりに探し出しました。
イースターエッグハンティングが終わったあと、子供たちはチョコレートを食べたりポテトをスプーンに乗せて落とさないように競走したりポテトを丘から転がしたりポテトを遠くまで投げたりして遊びました。
船の予定(元サイト)
トリスタンダクーニャ発着の船の予定が更新されました。詳しくは別記事でまとめます。
トリスタンダクーニャ紹介動画
トリスタンダクーニャの海を紹介した動画がナショナルジオグラフィックのチームから出されました。